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Return Of Tarzan 11

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*もう1枚、二人の蜜月旅行を描いてしまってます。
二人が幸せなシーンは描いていてうれしいものです。

会話は英語でしてるのかな、と。
ターザンは仏語のほうが得意だけど、ジェーンに合わせてきっと英語。

ターザンはジェーンのことを「ジェーン」と呼ぶのですけど、ジェーンは彼のことを「ジョン」と呼びます。
この時はまだ彼がグレイストーク卿であることを知らないので「ターザン」と呼んでるかも。

ダルノーはパリでは「ジャン」と呼んでるんですけど、これはフランス人の発音のせいでしょうかね。
ダルノーとの会話はフランス語でしょうし。
この時期、ターザンは「ジャン・C・ターザン」と名乗ってフランス人として生きているようす。
戸籍とかどうなってるのでしょう?でもこの「C」ってなんでしょね。
「クレイトン」の「C」とか。
英国貴族の名前はよくわからないけど「グレイストーク(卿)」はその家の称号?
ターザンの従兄弟のクレイトンは「ウィリアム・セシル・クレイトン」
ジェーンは「ウィリアム」と呼んでるのでこれは名前。「きよし」って感じ。
セシルはミドルネーム?
クレイトンは姓ということでしょうか。

もちろん、クレイトンという姓は当然ターザンが名乗るものですし、従兄弟なら同じ姓でもおかしくはないし。
だからターザンは本名の姓を隠してアルファベットにして名乗ってるのかな?
ターザンが名刺を出すシーンがあってそれにそう書いてあるんです。

後、ジェーンがターザンを呼ぶのに「ジョン」と言ってるシーンがよくあります。
本名がグレイストーク卿ジョン・クレイトンなので「ジョン」と呼ぶのでしょうね。
彼らの息子の名前は「ジャック」
貴族の息子っぽくないですね。

作者のバロウズは男性の名前で「ジョン」が好きみたい。
バロウズの作品で今度、映画化される(しなくていいと個人的には思う!)「火星のプリンセス」の主人公もジョン。
「ジョン・カーター」

英語というのは自分をさす言葉は「アイ」しかないけど日本語はたくさん。
この訳者はジェーンが自分をさす時は「あたし」と訳してるのですけど、上流社会の女性にはちょっとどうかな、と思うのです。
オルガも「あたし」。貴族出身で伯爵夫人なのに。
ラーは「わたし」。さすがオパルの女王様です。

ターザンは文明社会では「ぼく」だったりジャングルでは「おれ」になったりします。
ちなみに「ジョン・カーター」は「わたし」です。ちなみに(ちなみが多いぞ)ジョン・カーターが恋するプリンセスは「わたくし」。
やっぱりプリンセス。

こんな風に海岸へ向かう二人。
2年の歳月をこえて結ばれる幸せ。初恋を成就する幸せ。
実はターザンの初恋はジェーンじゃないのです。
少年の時、群れの中で一番かわいいメスの類人猿なのです。
でも、そのメスの類人猿はターザンではなく他の雄を選ぶのです。
当然ですよね。
でも、ふられたターザンがなんとなく納得してるし、傷ついた様子もないのが面白いのです。
どこか心の中で「おれは違うから…」と思っていたのかも。
群れの中でのしきたりで大人になると雄はつがいを求めるものだ、という習わしにちょっとのっかった感じでしょうか。

彼の少年時代の小さい物語を集めた巻の「ターザンの密林物語」がけっこう好きです。



by motibito03 | 2017-07-11 20:46 | ★『クロニクル』ターザンの絵物語