『花火に消された言葉』あなたに逢いたい おれはここにいる

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2009年の作品


BGMはもちろん『花火に消された言葉』です。




ミッドガルを出てすでにどのくらいたっただろうか。
この頃には彼女はクラウドの精神の崩壊に気づいていたのだろう。
目の前の彼は彼であって彼でない…

「わたし、あなたをさがしてる…」
「わたし…あなたに会いたい」

自覚していないクラウドは何を言われているのかわからない。
彼はこたえる。

「おれはここにいる」


「初めは似ているから…」
「でも今はちがう…」
彼女は言う。

髪の色も姿形もちがう。
似ているのは魔晄の青い瞳だけ。

でもどこか仕草が似ている…
だから気になっていた…

でも今はちがう…

彼女の最初で最後の告白。
彼女は彼女の使命を全うし星を救うべくひとり北をめざすのだった。


彼女は知らない。
クラウドが帰ってこない初恋の人ザックスが命かけて守った青年であることを。
(CCでその物語)

クラウドも知らない。
ザックスが「エアリスに会ったらよろしくな」と言い残したことも彼は精神の崩壊でわからなくなっていた。


*ついこんな場面を描いてしまいました。
ゴールドソーサー(遊園地)で乗ったゴンドラ。
窓の外は歓声、ジェットコースターの轟音、花火の音。

そして「花火に消された言葉」のBGM。
このメロディーを聞くと胸がジンとくる。
彼女の切ない気持ちが痛い。



by motibito03 | 2017-07-08 13:20 | ★『FF7』の絵物語-1Pで描きます