本編・『epilogue』

本編『異国の女王』は、わたしが高校生のときに描いたものを大人になってリメイクしたものです。

描いていた女子高生時代は、後日談など全く考えてもいませんでした。
高校生は忙しく、もう漫画を描いている時間などなかったのでしょう。



オリジナル本編のリメイクが終わったあと、どこかなにか…
心の中に彼らのことがずっと残っていました。

王子と「一緒に生きていたい」と願っていた王女。

「死ぬときは一緒」と言っていた王女。


だけど、彼女はひとり焼け落ちる城から出てきたのです。

髪飾りを王子の手に結び、王子の形見の剣を抱いて…




王女は王子と一緒に死ぬことのほうが楽だったはずです。
でも、王女はあえて生きるほうを選んだ。

彼女の大義はどこにあったのでしょうか…



後日談はあれから随分経った頃を描いています。

『epilogue』


本編のエピローグです。






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陥落する城から抜け出た王女はその後、周りのたすけを得て両国を統一したと思えます。


どうやら、彼らには王子が生まれていたようです。


いつ、子供ができたことを知っていたのかはわかりません。
王子が言い残したことば。

「王女が生きつづければ俺の命も続く」

それはこどもの事を知ってのことか、それとも精神的なことなのか。

その前に王子は王女に「からだは大事ないか」と問います。


このあたりから、作者(わたし)は、セリフに含みをもたせてみました。
後日談を描くとしたら、という。


Bは王子と王女の忘れ形見の教育をしているようです。

いずれ、この王子殿下が即位するまでしっかりと育てあげることが彼の責務。
この小さな王子殿下は両国の血を引き継ぐ唯一無二の大事な存在なのです。


王女が即位した期間は1年もなかったことでしょう。

息子を生み、そして亡くなった夜。
おそらくBに息子をたくし王子の元へ旅立ったのだと想像ができます。


彼らをずっと見守ってきたB。

この小さな王子からいつもせがまれる両親の話。
彼は王子に話をするたびに、胸が詰まるのでした。

彼の胸に去来するものは…


おわり。


*このepilogueのあとに、『外伝』を用意してあります。

この小さな王子殿下が少し大きくなった頃の話です。








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by motibito03 | 2017-07-16 19:54 | ★リメイク漫画 | Comments(0)