ご挨拶

d0372513_10481225.png

ご挨拶。


「えありすのお絵描き帳」のえありすです。

★ここはわたしが描くイラストの小さなギャラリーです。長年描き溜めていた作品を紹介しています。フリーなイラスト、ゲームなどのファンアートなどを描いています。

★並びは年代が順不同になっています。
そこで、できるだけ作品が描かれた年をいれるようにしています。
画力の差は年代やその時のキモチで変化があるやも知れません。もっと昔の絵は見るに堪えられないのでHDの中で眠ってもらってます。



<カテゴリー紹介>

★えふえふワールド--4.6.9.10などのFFの名場面を描いています。

★FF7の絵物語--FF7の心に残るあの場面この場面を1Pで描いています。

★クラウドとその仲間--クラウドと彼をとりまく人たちを描いています。

★ドラクエな世界--主に4を描いています。2、5も少し。
4の序章や終章、オリジナルの物語を独自のイメージで漫画にしています。

★『クロニクル』ターザンの絵物語--ターザンの生い立ちからジェーンと結ばれるまでの「1巻、2巻」を原作に忠実に挿絵風に紹介しています。

★『オペラ』スペオペの世界--『火星シリーズ』の場面を描いています。

★クォヴァディス--羽生選手やその他ジャンルを問わず描いています。

★時のみる夢--心の隅に残るものなどを描いています。

★リメイク漫画--高校生の時に描いていたつたないストーリー漫画を大人になってリメイクをしたものです。リメイクの後外伝などを描き足しました。

                          えありす

えありすのホームサイトは「えありす万華鏡」です。
     ↓




[PR]
# by motibito03 | 2018-12-09 10:11 | Comments(7)

d0372513_21445693.jpg
2010年作品

原点回帰。
クリスタルは再び。

命の流れ。
自分とは。

ジタンは自分の守るべきものを求め、ビビは自分の存在の意味を求める。

*ジタン、初描き。
前回は、WOL初描き。
初描きシリーズになったのか…

7や8をしてからこの9になった時、どこか懐かしい感じがしたのはわたしだけではないかと。
FFはたいていは、数回プレイするけどなぜか9は1度だけ。

やり込み度も低いとは思うし、物語の流れも少し忘れてたりも。
だけどなぜか音楽だけはいつまでも残ってる。

それにビビ人形は手元にあるし、うちの猫の名前はビビだし。
これはCMでコーラとコラボしてシリーズの小さいフィギアがおまけだった。
不透明袋入りなのでモーパイして買ったけど、それでもコーラを20数本。
(人形をゲットしたらコーラは子どもの友だちに飲ませてた)


『メロディー・オブ・ライフ』白鳥英美子
(トワエモアのひとです)

わたしのカラオケのレパ。



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-19 21:49 | ★えふえふワールド-FFの世界 | Comments(0)

キミを呼ぶ指笛〜FF10-2〜

d0372513_18361499.jpg
2011年作品

あれからどれだけ経ったんだろう…
こうして海に向かって指笛を吹く…

あの時、言ったよねキミは…

指笛吹きなよ…そしたら
どっからでもオレとんでくっからさ…


だから、早く来て早く
わたしのもとへ…




d0372513_18304491.jpg

「ティーダ復活条件100%」





[PR]
# by motibito03 | 2017-07-19 19:18 | ★えふえふワールド-FFの世界 | Comments(0)

『素敵だね』FF10より

d0372513_18485343.jpg
2006年作品

旅の途中で知った互いの宿命。
若い二人が燃やす刹那の想い。

「素敵だね」歌はRIkki

わたしのカラオケレパ



d0372513_00495132.jpg
2013年





[PR]
# by motibito03 | 2017-07-19 19:09 | ★えふえふワールド-FFの世界 | Comments(0)

d0372513_18360151.jpg
2012年作品

「俺、帰らなくちゃ」



…い……や…

かぶりを振る…
だけど…

わかっていた…


わたしは召喚士
この世の者でないものたちを心安らかに送り出すために
わたしは舞う…


異界送り…


そしてキミもわたしの舞いで送られていく
わかっていた…
わかっていたけど…

わたしの身体はキミの身体を通り抜け、わたしは冷たい甲板に倒れ込んだ…
逝くんだね…



不思議と涙は出なかった。





エンディング。
号泣シーン。
もう、泣いた泣いた。召喚獣が消え、祈り子が消え、そして彼も消える…


[PR]
# by motibito03 | 2017-07-19 18:41 | ★えふえふワールド-FFの世界 | Comments(0)

d0372513_18315795.jpg
2010年作品


突然、キミはわたしの前にあらわれた。
金色の髪と日焼けした小麦色の肌。

父がそうしたように召喚士を志した時に命は捨てていた。
だけど、その命、失いたくない。

わたしはキミといつまでも一緒に歩きたい。



俺は気付き始めた。
この旅の終わりにあるもの。

俺の存在の意味。

いつか終わる夢。

終わってもいい。

これが俺の物語だ。


「ティーダのテーマ」より



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-19 18:35 | ★えふえふワールド-FFの世界 | Comments(0)

d0372513_17211203.jpg
2010年作品

連符のリズムにのって「ティナのテーマ」が流れる。
ラシドミドーーシラシーミー

「予兆」

雪の中を魔導アーマーで進むティナの姿があまりにも悲壮で美しい。
それに拍車をかけるあの音楽。
最高のオープニング。


帝国の戦士として操られナルシェへ赴く。
最強の戦士として。

やがて、彼女は自我にめざめ仲間を得る。
そして知る。
自分が何のために闘うのかを。

自分の存在の意味。
自分の生きる意味。
自分の闘う意味。
自分の守るべきもの。
自分の愛するもの。
自分を愛してくれるもの。

それらすべてのために彼女は闘う。

*『FF6』こそ「ファイナルファンタジー」の世界。
闘う女性の強さ。
愛する者を守る女性の強さ。
平和を愛するために闘う強さ。

歴代女性たちの中でティナは最高です。
6のセリス、4のリディア、5のレナ、ファリス、7のエアリス。

強く気高く、美しい。
愛の為に闘う女性はいつでも美しい。




d0372513_18132951.jpg
2012年作品

帝国の最強戦士ティナ。
吹雪の中向かうは炭坑の町ナルシェ。




わたしはなぜ生きているのだろう
わたしはなぜ生まれてきたのだろう
わたしは何のため生きているのだろう

わたしは何なのだろう…

ヒトなのだろうか
モンスターなのだろうか


わたしの生きる意味を教えてほしい…
だれか…


*FF6のティナ。
言うまでもなく最強の戦士。

自分は一体何もので何の為に生まれ、なぜ生きているのか。
ヒトなのかモンスターなのか。
子どもたちをたすける為に阿修羅のごとく闘うティナに子どもたちは怯える。

苦しむティナ。
わたしの生きる意味は。



やがて彼女は生きる意味をみつける。
守る者がいる限り戦い続ける。



*ティナのテーマ






ボーカルバーション。大好き。










[PR]
# by motibito03 | 2017-07-19 18:27 | ★えふえふワールド-FFの世界 | Comments(0)

d0372513_17140559.jpg


ゴーグル、好きだよね、みんな。
ドラクエ2の二人の王子もゴーグル。
パイロット帽子とゴーグル。

わたしは泳ぐ時しかつけないけど(当然です)。

クラウド君はサングラスじゃなくってゴーグル。バイクだからかな?
ミッドガル郊外?の荒れ野でとばされたゴーグル、どうしたのかな?
ファースト剣もとばされたから、探したのかな?


地面を探しまわるクラウド君を見たいような見たくないような。


[PR]
# by motibito03 | 2017-07-19 17:15 | ★クラウドとその仲間 | Comments(0)

d0372513_17112049.jpg
色をつけてみようとしたら、ほとんどが白黒だった…


クラウドの髪のブロンドと瞳の青。
肌の露出は腕ぐらい。


スコールに関してはほとんど色みがない。
髪と瞳は茶系。
肌の露出は顔だけ。



白黒は悪役の色と昔から決まっているけど。

だけどクラウドもスコールも衣装は白黒。

ACはみんな白黒。
あっちもこっちもみんな白黒。


二人の会話なんてはずまないはず。



それでも、ディシディアではあのクラウド君がみんなをまとめてた。
まとめてるクラウド君なんて嫌。


で、色付けがほとんどなかった絵だった、という件でした。



BGMはFF8より

「eyes on me」(アイズ・オン・ミー)
                               フェイ・ウォン
わたしのカラオケレパ



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-19 17:13 | ★えふえふワールド-FFの世界 | Comments(0)

一連の物語の最後の章です。

これは、悲劇を描くことに酔った女子高生の残酷さへの贖罪です。

運命をかえることはもうできません。
ですが、輪廻転生はさせることができます。


「ボーイ・ミーツ・ガール」

は、物語のかたちの類型なのですが、ここでは「クロノクロス」のように

…あなたがどの時代、どの世界にいてもわたしはみつけだす…

という意味をもたせました。


〜琥珀の想い〜というサブタイトルはわたしのもう一つの過去の作品『琥珀』からの派生です。

『琥珀』あらすじ**********

舞台はいつの頃かわからない…
有史以前なのか、どこの世界なのか不明の世界。


とある砂漠の国の王女は、日々国を巡って民の暮らしを見てまわっていた。
ある日、王女は水路や建物の設計の指導をする若者と出会う。


オアシスから水をひき、人々を楽にしようと頑張る若者。

これで民が壺で水を汲まずに済む、と。


ある日、王女は大切にしている首飾りを湖に落とす。
さがしあてた若者。

この宝石はなんなのか聞く。
「これは琥珀」と。

閉じ込められた過去は未来永劫この中に、と。


共に仕事をするうちに彼らは惹かれ合う。

気高く真摯に立場を全うする姫。
人々の生活を必死に守ろうとする若者。


だが、身分、立場は違っていた。

心のうちを互いに告げることなく、王女は国の安泰のために隣国の王と婚姻を結ぶことになった。


彼女は若者に心残しラクダのキャラバンで嫁いで行く。
去っていく王女を、彼女から渡された琥珀の首飾りを握りしめ佇む若者。


来世でまた出会おう…
琥珀のように、想いを閉じ込めて…


そして、そして…


長い長い時間が流れ…


場所は、宇宙ステーション。
冷凍冬眠を繰り返しながら別の星へ。


その中で、彼らは再び巡り会う。

若者の胸に光る首飾り。

琥珀。

それに見憶えがある。
それは自分の物のようだった気がする、という娘。


宇宙船の外に広がる暗黒の世界。
ガラスに映る二人は前世の二人の姿をしていた…

*********


では、お話を始めます。


これは、この一つ前の<『外伝』〜memories~追慕>のラストシーン、Bが髪飾りを風に流すところからつながります。


d0372513_21412646.jpg

この髪飾りからつながります。

〜あなたがどの世界、どの時代にいようともわたしはみつけだす〜



<『ボーイ・ミーツ・ガール』〜琥珀の想い〜>

d0372513_21415908.jpg






d0372513_21445077.jpg







d0372513_21450416.jpg






d0372513_21452188.jpg





d0372513_21453392.jpg





d0372513_21454935.jpg





d0372513_21460182.jpg






d0372513_21461563.jpg






d0372513_21463261.jpg





d0372513_21465496.jpg


その髪、その瞳…このくちびる…

忘れるわけない…


これでこの一連の物語は終わりです。
彼らが転生をしてこの宇宙船(ふね)に来たのか、それともこの二人があの城に転生したのかはわかりません。

輪廻転生…

彼らは何度もさまざまな世界、時代ですれ違うのです。
長い年月の末、やっとこの宇宙船(ふね)で巡り逢ったのです。


この時代の二人はどのような運命をたどるのでしょうか…

おわり

リメイク本編と外伝などは2008年前後の作品です。


*宇宙船(ふね)のドックの室長は会ったはずもない女性の画像に胸が締め付けられます。
彼もまた転生してきたのでしょうか。
そして、二人の後ろから近寄る金髪の女性は…





[PR]
# by motibito03 | 2017-07-16 22:15 | ★リメイク漫画 | Comments(0)


本編『外伝』memories〜追慕〜





d0372513_19583913.jpg







d0372513_19591691.jpg






d0372513_20000847.jpg






d0372513_20011567.jpg






d0372513_20015064.jpg





d0372513_20030615.jpg






d0372513_20033876.jpg






d0372513_20035666.jpg






d0372513_20042516.jpg








d0372513_20052431.jpg







d0372513_20055435.jpg






d0372513_20072224.jpg








d0372513_20083732.jpg







d0372513_20091552.jpg







d0372513_20102635.jpg







d0372513_20112314.jpg



この廃墟で出会った剣士。

*「そこまでだ」のセリフはFF10のアーロンのオマージュです。
もちろん剣はクラウドのバスターソードのオマージュです。


それは、王子殿下の祖父、Fの父親。
女王の恋人だったのでした。

王子の胸に光るペンダントはかつて愛する姫がつけていたもの。
そして少年に残る姫の面影。


彼は女王がまだ王女だったときの、王女付きの剣士だったのです。
いつ二人が恋に落ちたかはわかりません。


王の怒りをかって国外追放になったあと行方はわからなかったようです。
どこかでこの両国の悲劇を聞いたのでしょう。

愛する姫、そして王女と王子が眠るこの地に訪れては花を手向けたのだと思います。


やがて、王子殿下を探しにきたBたち。

Bは無事だった王子をみて安堵のあまり崩れ落ちるのでした。
この地でもうつらい思いはしたくない。と。





d0372513_20262306.jpg








d0372513_20273542.jpg






d0372513_20281085.jpg







d0372513_20295174.jpg







d0372513_20311389.jpg





d0372513_20313161.jpg





d0372513_20323059.jpg






d0372513_20330409.jpg






d0372513_21412646.jpg


王子と王女の忘れ形見は立派に成長し即位しました。

彼女が身につけることがなかった新しい髪飾り。
その髪飾りを用意したのは誰かはわかりません。
ただ、Bの手元にあるということはもしかして彼だったのかもしれません。

それを風のままに流すのです。
こうして彼の長い役目はようやく終わったのでした。

生涯、独り身を通したといわれる宰相。
彼の想いはどこへ行ったのでしょうか…



*王子殿下には父親の服を着せました。乳母さん、ずっといますね。Fが拾われてきたときからです。幾つなんでしょう。

Bは陛下となった王子を「わが君」と呼びます。
この言い方は王子への想いのすべてがこもっているのです。
王子が生まれてからずっと傍にいたB。

互いに肉親にも近い感情が湧いたかもしれません。両親のいない幼い王子は彼に甘えたい時もあったのではないでしょうか。
それでも彼は王子と一線を画し従者としての立場を全うしたのだと見受けられます。

これはBの「愛」と「義」の物語でもあるのでした。



次のお話でこの一連の物語は終わります。

次の

『ボーイ・ミーツ・ガール』〜琥珀の想い〜

当時、彼らを思うままに残酷な運命で翻弄した女子高生。
その贖罪です。



d0372513_00385816.jpg



数奇な運命を辿ったぼくの母。
その母を愛したぼくの父。

父はぼくが生まれる前に母を最期まで守って斃れた。
母はぼくが生まれたその夜にこの世を去った。ぼくは両親の顔もその腕のぬくもりも知らない。


両親を知っている者たちの記憶が薄れないうちにぼくは、彼らの記憶をたどって絵師に描かせた。
ぼくの両親と、そして母の腕の中のぼくを。


両親を知っている者たちは仕上がった絵を見て涙した。


ぼくは今、父の形見の剣を帯び、母の形見のペンダントを胸にしている。


ぼくは会ってみたかった。
ぼくの父と母に…




[PR]
# by motibito03 | 2017-07-16 21:21 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

本編・『epilogue』

本編『異国の女王』は、わたしが高校生のときに描いたものを大人になってリメイクしたものです。

描いていた女子高生時代は、後日談など全く考えてもいませんでした。
高校生は忙しく、もう漫画を描いている時間などなかったのでしょう。



オリジナル本編のリメイクが終わったあと、どこかなにか…
心の中に彼らのことがずっと残っていました。

王子と「一緒に生きていたい」と願っていた王女。

「死ぬときは一緒」と言っていた王女。


だけど、彼女はひとり焼け落ちる城から出てきたのです。

髪飾りを王子の手に結び、王子の形見の剣を抱いて…




王女は王子と一緒に死ぬことのほうが楽だったはずです。
でも、王女はあえて生きるほうを選んだ。

彼女の大義はどこにあったのでしょうか…



後日談はあれから随分経った頃を描いています。

『epilogue』


本編のエピローグです。






d0372513_19133501.jpg






d0372513_19142526.jpg





d0372513_19150294.jpg



陥落する城から抜け出た王女はその後、周りのたすけを得て両国を統一したと思えます。


どうやら、彼らには王子が生まれていたようです。


いつ、子供ができたことを知っていたのかはわかりません。
王子が言い残したことば。

「王女が生きつづければ俺の命も続く」

それはこどもの事を知ってのことか、それとも精神的なことなのか。

その前に王子は王女に「からだは大事ないか」と問います。


このあたりから、作者(わたし)は、セリフに含みをもたせてみました。
後日談を描くとしたら、という。


Bは王子と王女の忘れ形見の教育をしているようです。

いずれ、この王子殿下が即位するまでしっかりと育てあげることが彼の責務。
この小さな王子殿下は両国の血を引き継ぐ唯一無二の大事な存在なのです。


王女が即位した期間は1年もなかったことでしょう。

息子を生み、そして亡くなった夜。
おそらくBに息子をたくし王子の元へ旅立ったのだと想像ができます。


彼らをずっと見守ってきたB。

この小さな王子からいつもせがまれる両親の話。
彼は王子に話をするたびに、胸が詰まるのでした。

彼の胸に去来するものは…


おわり。


*このepilogueのあとに、『外伝』を用意してあります。

この小さな王子殿下が少し大きくなった頃の話です。








[PR]
# by motibito03 | 2017-07-16 19:54 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

『11』のつづきから
最終章です。



残酷な運命はこの修羅場で母と娘を引き合わせたのでした。






d0372513_15190611.jpg





d0372513_15200254.jpg




d0372513_15204863.jpg






d0372513_15214486.jpg





d0372513_15223319.jpg


この漫画のタイトルがここで出てきます。

『異国の女王』


燃える城の前でBは取り乱します。
城の中へ入ろうとするBを家臣が止めるのでした。

「もう、これ以上大事な人を失うわけにはいかない」と。
いつも冷静なBが取り乱す姿。
描いていたわたしも涙していました。




d0372513_15234545.jpg




d0372513_15245754.jpg





d0372513_15263796.png






d0372513_15271355.jpg


これでこの物語の『本編・異国の女王』は終わりです。
長い物語に最後までお付き合いくださってありがとうございます。



高校生の時に描いた物語をセリフ回しなどを少しかえながらリメイクするのは楽しかった記憶があります。


しかし、最後の方を描いている時は魂が削られていくかのごとく疲れました。
それは彼らが「もっと生きたい」と叫ぶのです。


でも、すでに運命は止まりません。
時には、涙を流しながら描いていることもありました。
女子高生はなんと残酷な支配をするのだろうか、と。

王子の背中に矢を描くときが、ものすごく辛く、一本描くごとに悲鳴が聞こえるかのようでした。


ストーリーは稚拙ですが、彼女(高校生のわたし)なりの思いで「愛」と「義」を描いたのだと思います。


男たちは義に生き、愛に殉じました。
女たちは愛を求め、義に殉じるのでした。


おわり

・この本編のあとに後日談として二つの短い物語があります。
そして、さらにもう一つの物語が。

また、アップしていきます。



*おまけ


もし、これが映画だったら…


d0372513_15421638.jpg

いろんなエンディングを考えるのも楽しいです。

Fが倒れ、Bが駆け寄ってオールアップ〜〜とか。
王子とCははすでにクランクアップしているので、花束を持って来てるとか。


「ごえいくん」はモデル出身なので今はパリにいるので不在、とか…

オールアップしてお疲れ様パーティーが開かれそれぞれホテルに戻ります。
Fちゃん役の子の部屋のドアをコンコンと叩く人。

それは…とか。
これはわたしの救済措置のような気がしますね。






[PR]
# by motibito03 | 2017-07-16 15:52 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

『10』のつづきから


恋人の前に立ちはだかり矢の前に身体を投げ出す娘…
女王ができなかったことを娘はしているのです。

「撃方やめいぃぃぃーーーーっ!!」
女王の命令は悲鳴にも聞こえました。

だが、矢はすでに…



d0372513_14532546.jpg




d0372513_14543642.jpg




d0372513_14541734.jpg





d0372513_14540560.jpg





d0372513_14560074.jpg






d0372513_14563447.jpg







d0372513_14571742.jpg





d0372513_15025071.jpg





d0372513_15031585.jpg







d0372513_15033994.jpg







d0372513_15040904.jpg


会いたかった母親‥
運命は、母娘をこの修羅場で引き合わせるのでした。



つづく




[PR]
# by motibito03 | 2017-07-16 15:15 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

『9』のつづきから


非情な生き方をしてきた剣士たち。
自分の盾となった恋人に感謝と別れを告げCは先を急ぐのでした。

記憶が戻った今、すべきことはFか女王をみつけ二人を合わせること。



城から出る女王。

しかし、どこか心に残るものが。
王子は何を言いたかったのだろうか。

そこへ入る知らせ。


d0372513_13540216.jpg





d0372513_14201058.jpg






d0372513_14214481.jpg





d0372513_14223055.jpg




d0372513_14233414.jpg

城の異変に気づくB。

城へ急ぐBたち。

FをさがすC。
その後ろから懐かしい声…

それを振り切って彼女は往くのです。
崩れ落ちる建物。

Cを探し回るうちに逃げる道を失っていた彼もその愛に殉じるのでした。


d0372513_14260822.jpg





d0372513_14300353.jpg




一人で逃げるF。
煙の中、誰かにぶつかります。

腰の護身用の剣を抜こうとする手を握る手。

*よく偶然が続く二人ですけど、それほど二人はそういう糸で結ばれているのでしょう。




d0372513_14294674.jpg






d0372513_14330301.jpg






d0372513_14341453.jpg






d0372513_14343442.jpg







d0372513_14345964.jpg






d0372513_14353714.jpg



*描きたかった「だけ」のページ。
姫を守る若き王子。王道のシーン。





d0372513_14364593.jpg





d0372513_14371011.jpg





d0372513_14373010.jpg






d0372513_14381309.jpg







d0372513_14391672.jpg



つづく



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-16 14:49 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

『8』のつづきから


回り始めた悲劇の運命の歯車。


彼は目の前で矢を受ける恋人を助けられなかったのです。
煙の中でその姿は見えません。


一方、控え室で待っているFたちはCの戻りが遅いことに気づきます。

ドアを開けると煙が。
バルコニーづたいに王子たちと合流する道を模索するのです。



d0372513_13321238.jpg




d0372513_13360051.jpg

こちらにも、追っ手が。
Fを守るために兵士たちは命かけます。

Fの進路を確保するために兵士たちは盾となるのです。

*兜で顔の見えない兵士。
このシーンは描きたかっただけ。
腕にふれるFの手。

それは、彼の騎士道精神を燃えさせるのです。


d0372513_13372542.jpg
「ごえいくん」は王子の命令でFとCの部屋へ行きますがすでに誰もいません。




d0372513_13404777.jpg


矢を受けたC。
それでも、戦う強い気迫に相手国の兵士はおののきます。
そこへ、「ごえいくん」が来ます。


恋人の窮状に「ごえいくん」は彼女の前におどりでます。

が…


d0372513_13431969.jpg




d0372513_13454455.jpg




d0372513_13473784.jpg

一旦はその場を離れた「ごえいくん」。
ですが、恋人の元へもどるのでした。


そして…


*「ごえいくん」。クランクアップです。



d0372513_13472503.jpg






d0372513_13515438.jpg





d0372513_13525834.jpg


つづく


[PR]
# by motibito03 | 2017-07-16 14:13 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

『7』のつづきから



王子はBや重臣たちとFのことを念頭にした相談をしました。

まずは、和睦。
そして、Fのことの事実確認。

もし事実ならば同盟をまず結ぶこと。
そしていずれ国の統一。

統一すればこのあたりの最大強国となれます。


このことを知っているのは王子とわずかな重臣たちのみ。
F本人も知りません。
あれだけ親に会いたがっていたFにぬか喜びをさせてはならないからです。


舞台は、王子の国と女王の国との境にある小さな古い城にうつります。
互いの手勢の人数を決め、話し合いをするのです。

ですが、女王は多くの兵士たちを配備していたのです。

話し合いの結果、女王は国へ戻り検討をする、といいます。

別室にはFがCたちと控えています。




d0372513_12490378.jpg

*当時の原作では王子が「挨拶もせずいとまをした」とかなんとか言っています。
そういう言い回しって「火星シリーズ」にあったので使ってみたかったのでしょう。




d0372513_12491217.jpg


そして、女王の国の陰謀の火が放たれたのです。

運命の日の始まりでした。

城の様子がおかしいと感じたCはその原因をさぐります。
火が回る城。

陰謀に気づいたCはFの元へ戻ろうとしますが、相手国の兵士たちがそれを塞ぎます。


*Cさんが兜をかぶっているのは、顔バレすると話にならないからですわね。新人兵士さんは知らないかも知れませんけど。

だって、祖国でも有名な女性剣士なのですから。



d0372513_12560275.jpg




d0372513_12582126.jpg

*Cさんは二刀流でもオーケーだったのですね。
描きたかっただけです。



一方、Bは城を遠巻きにして待機しています。
リスク分散ですね。


広間では王子たちが大勢の兵士に囲まれ苦戦を強いられます。


d0372513_13053302.jpg

女王は計画どおり、火が放たれたらこの場からすみやかに離れるのでした。
心惹かれた王子に心の中で詫びながら…

王子は、Fの存在を告げようと叫びますが届きません。


d0372513_13070683.jpg



「あなたの娘がこの城にいる」
という叫びは怒号や業火に消されて誰の耳にも届かないのです。



d0372513_13094990.jpg


一方、Cのかつての祖国の恋人の剣士もこの城へ入っていたのです。
なんという巡り合わせ…

多くの兵士を相手に果敢に戦う一人の剣士。
その太刀筋に見覚えがあったのです。

何度も何度も手合わせた恋人の剣士。

忘れるわけないのです。





d0372513_13131398.jpg





d0372513_13132615.jpg


つづく



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-16 13:23 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

『6』のつづきから


どこかわからぬ場所を彷徨うF。
城下町の周辺しかまで知らずに生きてきたFには城へ戻る道すらわからないのです。

もし、戻れたとしても彼がいない世界で生きていける自信もありません。

野垂れ死。それもよし。
自分を見守ってくれていたB。館の人たち。

Cや「ごえいくん」。
仕事の仲間たち。

街の人や子供たち。

多くの人のことが頭によぎりますが、王子がいない世界に未練はなかったのです。



牢の中の王子は恋人の面影を脳裏に焼き付け死を待つのです。
城からの進軍があるのはわかっています。
でも、それが間に合う保証はないのです。


死んでも構わない。
そう思って力なく横たわっているFですが、それでも危機が迫る音。

残酷な世界は野垂れ死さえ許さないのでしょうか。
思わず剣を手に取ります。

今ならCに習った剣が役に立つかもしれません。
それで死んでも本望なのです。



d0372513_22280044.jpg

もう、二度とあんな目にあいたくない。
簡単に殺されてなどたまるか。

木陰に身を潜め、最後の力を振り絞って先制攻撃をするのでした。


一方、牢では…

d0372513_11403641.jpg




d0372513_11461267.jpg


牢にやってきたのは見覚えのある顔。

そう、Fの飲み物に毒を入れたK。
その騒動の後、ゆくえがわからなくなったと聞くその者。


有力者の娘だったので顔は知っていた王子でした。
そして、あの騒動の経緯も。

女一人の方が街から城へ入り込み働くことがうまくできたようです。

王子は、共に還ることをすすめますが、彼女は残るというのです。
そして、城で聞いた噂を王子に伝えるのでした。



*Kさん、作者(高校生の時のわたし)から、消されたかと思ってましたね。
このための伏線でした。
高校生でも先を見越した物語を作っていたんですね。
設定が安易ですけど仕方ないです。




d0372513_11514794.jpg



KのBへの愛。
そしてその愛を義にかえてKは、異国で果てるのでした。


王子は、Kからきいたその話。
自分がみたものとの符号の合致に考えを巡らせるのでした。

馬を走らせる王子。
城へ早くもどり、自分の無事を知らせ女王の国への進軍を止めねばなりません。


途中、小さな泉のほとりで身体を休める王子。

そこへ…


*ああ、ベタな展開です。
高校生が考えることですね。
こんな偶然あるんでしょうか。

ただ、泉には自然足が向くでしょう、と言い訳をしてみる…





d0372513_11573707.jpg





d0372513_12002034.jpg





d0372513_12005172.jpg






d0372513_12012629.jpg



*まじ、危なかったですね。
これが反対なら、物語は終了でした。
Fさんの剣の腕前がいまいちなのか、王子の反射神経がよかったのかどっちでもいいですけど…

当時は、このくらいの展開しか思いつかなかったんですね。
でも、ドラマでも「なんでこんな広い東京で偶然会うのよ」とか多いですから。
このオムニバス形式の展開を高校生当時もとっていました。
これは「ターザン」の原作小説でよく使われていた手法だったので真似をしたわけです。





d0372513_12044177.jpg



王子が自分を置いて死ぬ選択をしたことがわかっていたのでしょう。
Fは許さないから、というのです。


この大事な恋人を置いて大義の前に死を選んだ自分。
王子は「すまなかった」と、口にするのでした。

二人は帰途につきます。



d0372513_12084271.jpg


王子の腕に疲れ切った身体を預け眠るFなのでした。

*って、どっちが疲れてるんだか…
馬でのタンデムですね。


夜が明けてきます。
まぶしい光に目がさめるF…
王子のそばで生きていこう。
一緒に生きていきたい。

「生きる」こと…





d0372513_12104496.jpg


一方、女王の城では…
女王は逃げた王子のことをきいてどこかほっとする自分がいることに気づくのです。

でも、いざという時のために守りを固めるよう指示を出します。


城に帰り着く二人。
喜ぶ城の者たち。

王子はきっと将軍たちや長老たちに怒られちゃったかも知れません。
Fも怒られたかも知れません。

どっちも「勝手な動きはしてはいけない」という基本を破ったからです。



王子はBに話があるといいます。
Bも話があるといいます。


おそらく同じ事だと思います。
そして、王子はこのままFを手元に置きたい、と。


親代わりのBの承諾を得ようとするのです。
少し、言いにくそうなのがみてとれます。




d0372513_12125616.jpg





d0372513_12145159.jpg

王子はBに「すまぬ」といいます。
Bから彼の複雑な思いを感じ取ったからかも知れません。


一方、女王の国では王子の国からの「和議」「同盟」の申し込みに戸惑います。

それは疑心暗鬼を生み、あらぬ策を練るのです。
それは、行方不明になっている王女がいずれ還ってくるだろうことを期待し国の存続を保持せねばならないと思ったのです。

王女が還って来た時に国がないなどあってはならないのです。

和議、同盟の話し合いに応じるふりをして出向き、王子もろとも重臣たちを暗殺する…

そんな計画をたてるのでした。


つかの間の幸せな時間をすごす二人。
何が待っているのかを知らないで…

館から王子の元へ行ったF。
Fの仕事の声で活気のあった館は静まります。
Bの心を知る乳母は心が締め付けられるのです。



d0372513_12231337.jpg


そして、運命の日がやってくるのです。


*おそろしいことを考える当時のわたしでした。
どうしても、悲劇にしないといけない病になっていたのでしょうね。




つづく



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-16 12:46 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

『5』のつづきから


王子の王子たる孤独に寄り添い生きていこうと決心するF。

その決心を待っていた王子は彼女を受け止めるのです。







d0372513_21211675.jpg





d0372513_21190659.jpg

*お着替えシーンを「ただ」描きたかっただけのページです。


こんな夜中でさえ呼び出されれば行かねばならない王子。

こんな生き方をずっとしていたのだろうか…
Fは彼の抱えている大きく重いものを改めて知るのでした。


遠征先からの国王の訃報と、それに乗じての隣国の侵攻。
隣国との協定が破れ、国境の村、町は次々に侵攻されていこうとしているのです。

*日本の戦国時代と同じ世界を想定しています。中世ヨーロッパも同じですね。

将軍たちと出陣していく王子。

それを見送るしかできないFだったのです。



d0372513_21283808.jpg




d0372513_21291776.jpg


一度出陣すれば、生きて帰れる保証はない…
それは王子も一兵卒も同じ。


一兵士にだって心配をする家族がいる。
待つ人がいる…


同じ…

「すぐ戻る」
なんて気休め。

そう言って戻って来なかった兵士がたくさんいたではないか…


戦乱の世。
いくさは、日常。


そんなFの姿を見ていられないCなのでした。



d0372513_21293772.jpg





d0372513_21422476.jpg

「孤児がうまれない国」

「子供が死なない国」

Fはそう言っていた。
王子は頭にあったのです。



嫌な知らせなど聞きたくない。


Cの言葉は耳に入らない…

自分で確かめる…
Fは城下町を抜け、外へ出ていくのです。


一方、王子は隣国で捕虜になっていたのでした。

そして…


d0372513_21442716.jpg




d0372513_21481328.jpg

隣国は女王だと聞いていた。

目の前の女性がその女王というのか…

その女性の顔、胸の首飾り…
こ、れ…は…?

*このあたりの絵が雑だわ。
描き急ぐ、という感覚だったのでしょう。締め切りもないのにね〜


d0372513_21491322.jpg


なぜ、この女王がFと似たような首飾りをしているのか…
そして、なぜFとこんなに似ているのか…


*なんちゅう場面で首飾りに気づくのでしょうね〜〜大人だから描けるシーンです




d0372513_21524716.jpg

女王は自分を見つめる王子にいぶかしがります。

そして、女王は王子を解き放つ条件を言うのでした。
それは、自分の命を引き換えに自国を差し出せ、というもの。

さすれば、王子は小さな領土の領主として生かしておく、という。


そんな条件、のめるわけないのです。

一方、Fはどのくらいどこを彷徨っているのかもうわからなくなりました。

その戦いがあったという国境の村…
どう行っていいのかもわかりません。

力がもう尽きかけているのがわかるのでした。



城では王子の行方不明をうけ、陣の立て直しをし一気に隣国へ攻め入る作戦をたてるのでした。

館から居なくなったFをCは探し回ります。
王子が帰還してFがいなかったら…

「ごえいくん」も責任を感じています。

Bも、苦しみます。
王子、F。

失ってはいけない人たち…




*勝手な行動。
ドラマ・映画ではよくある話ですね。
でないと、話続きませんもの。そのへんは女子高生当時のわたしもわかっていたようです。



d0372513_21561437.jpg



王子はきっぱりと断ります。

自分が生きていると国許はその交換条件をのむかもしれません。
「殺すがいい」と。

自分がいなくなっても、俺の国は俺の優秀な配下が国を守る。
国は存続する。体制にかわりはない、と。




d0372513_21562049.jpg

女王はその若い王子にどこか惹かれるのでした。
まさか、その王子が自分が探す娘の想い人とは知らずに残酷な決定をするのでした。

*そこまで探っておいて、娘と気づかぬのもなんだかなあ〜
というツッコミはなしで。なにせ、女子高生の発想ですから。




d0372513_22170217.jpg


自分がどこにいるかもわかりません。
城へ帰る方向ももう、わからないのです。
体力も気力もなくなりました。


理性は彼が生きていることはない、と知っているのです。
敵国の王、王子は捕まればことごとく処刑される。
この世界の常です。


彼がいないこの世界で生きていても仕方ないのです。

野垂れ死。

孤児だった自分にふさわしい死に方…それもいいか…



思い出すのは愛しい人のぬくもり。
肉親を知らない者の唯一の知るぬくもり。

意識は遠のきます。


牢の中の王子は自分の死を覚悟し、恋人を思うのでした。
「すぐ戻る」と言って出て行き、帰って来ない自分をきっと怒っているだろう、と。



d0372513_22230323.jpg

牢に繋がれ死を待つだけの王子。
Fは安全な場所にいる…
そう思っている王子はそれだけが心の救いでした。


*これを描いていた当時女子高生だったわたし。
なんという残酷なことを考えつくのでしょう。
女子高生というのは、けっこう残酷なもので人の人生を好き放題操り、人の生き死にも簡単に決めます。
すでに物語の中では彼らは彼らの意思で生きているのに、それを翻弄するのです。



つづく



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-15 23:00 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

『4』のつづきから


戦乱の世の中でも穏やかな日はあるのです。


王子はFと共に仕事をすることもあります。

そのそばにはいつも、この二人の剣士が控えているのでした。


d0372513_19513475.jpg






d0372513_19514244.jpg



主君二人のやりとりを聞きながら、二人は夢をみるのでした。


*ここは王子さまと主人公ちゃんのセリフだけでのしょーもない、いちゃいちゃぶりは背景。二人に焦点があたっている、という場面ですね。

「いつか、一緒に暮らさないか」
フラグ、立ちました〜






d0372513_19522275.jpg


剣士の身分から離れ、どこかで静かに暮らしていこう…
おまえが剣を持たないで生きていけるように…


それは実現することがない、とわかっている二人の夢なのでした。
でも、ひとときでも夢を見ていたい、と…




d0372513_19585415.jpg






d0372513_19593119.jpg


Bがしてやれることは、Fの背中を押してやることだけです。
Fが立派に自己を確立したことを誇ってよいというのです。


そして、由緒正しい宰相の家の娘として堂々と生きたいように生きよ、と言うのです。
この家は全力でおまえを貢献する、心配いらない、と。


「わたしの大切な‥大切な…」

彼は言いよどんでから「家族だ」と言うのです。
本当は何と言いたかったのでしょうか。


最初で最後の抱擁。


すべてをずっと見守ってきた乳母はいろいろな交錯した思いに涙するのでした。




二人の主君。

二人の護衛。


忙しい王子は、時間をみつけてFの元へ通います。
疲れてうたた寝をすることもよくありました。
ここは、一番安心できる場なのでしょう。




d0372513_20072138.jpg


王子の寝顔をみつめるF…
疲れているのでしょう。

彼もまた孤独に生きているのです。

母を幼少期に亡くし、その若過ぎる肩に担う大きなもの。
重圧にふみつぶされそうな日もあるでしょう。

でも、そんなことを微塵にも感じさせずに生きる王子殿下。
それは王子として生まれた者のプライドなのです。


彼の孤独に寄り添い生きていこうとFは思うのでした。



自分がほしいものはただひとつ…




d0372513_20280312.jpg



d0372513_20271039.jpg



あなたと生きていく…

あなたのそばでずっと生きていく…

だから、わたしを離さないで…


離さない…

死んでも離さない…



*うわ…

フラグ立ってしまいました…
女子高生が考えた物語ですから…



  つづく…



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-15 20:50 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

『3』のつづきから


賊たちに襲われたFとC。

領地内であることや警護の兵士がところどころいるのでまさか、と。
装飾品を狙っての狼藉はよくあることでした。


自分の責任だと痛感するFだったのです。


足がすくみ木陰で逃げることもできないC。

剣先で弄ばれるだけのF。



d0372513_14424681.jpg


死など日常茶飯事。
この世界を生きる者にとってそれは覚悟の上。

そう思っても死を目前に、Fの脳裏に浮かんだのは王子殿下のこと。

もう、彼と会うことはかなわないのだろうか…


*さ、フラグの回収です



d0372513_14481022.jpg





d0372513_14504813.jpg






d0372513_14514162.jpg





d0372513_14532103.jpg



飛び散る返り血を浴びながらFは驚くのです。
古い物語に出てくる吟遊詩人そのもの…

黄金の髪をなびかせる剣の達人…


瞬く間に賊を倒してしまうC…
彼女の失われた過去の中の人生は一体…

それはC自身も驚くのです。
そして冷静に自分が剣を自在に操る身であったことを自覚したのです。




*剣をバックで受け、バックで攻撃。
持ち替えてフォアで…
もっとうまく描きたかったんですけどね…

いくら賊とはいえこの血の惨状。
平気なんでしょうね、この世界では。
Fが驚くのが血なまぐさい現状ではなく、Cの剣さばきと古い物語の既視感とはね。
ポカ〜ンはそっちかい〜〜と描いてて思いましたわ。





d0372513_14535009.jpg


自分を「怖ろしい?」ときくCにFは、「なぜ?」と聞き返します。
「なぜ?」と聞き返すFに、Cもまた「なぜがなぜなのか」と、問い返すのでした。


Cに全幅の信頼をおくF。
Fから信頼されていることに自分の存在意義を感じるC。


傷の痛みと安堵感に力が抜けていくFだったのでした。

この騒動に警備の兵士たちがかけつけ、この事件はすぐに館に伝わります。


知らせを受けたBは、城からすぐ館に戻るのでした。




d0372513_16120656.jpg




d0372513_16121624.jpg





d0372513_16122353.jpg


駆けつけたのは王子殿下も同じ。

たまたま城に戻っていた王子はFのもとへ駆けつけるのでした。

「すまなかった」

なにに対してすまない、のか…

「孤児を生み出さない国」
ならば野盗とて同じ。
まだ野盗が出没するような国造りしかできていないから、なのか。

*こういう場合の常套句なんですけどね。


なにも言えず、王子の腕に顔を伏せるF。
死を目前に自分が思い浮かべたのは王子の顔。
死よりそれを失うことの恐ろしさを思い知ったのです。

自分の命のある限り、彼のそばにいたいと思うのです。


駆けつけたBは先客が王子だと知りその場から去るのです。
自分の出番はすでにない、と。


一連の出来事を聞き、王子殿下はCに剣を下賜し剣士の身分を与えるのです。
そして改めてFの護衛を申し付けるのでした。


Cは常にFの傍に寄り添い、それは街中でも見かけることができたのです。





d0372513_16350373.jpg


*まるで宝塚ですね〜
コスチュームが変わりました。
いわゆる「ジョブチェンジ」。
吟遊詩人から剣士へ。


人気のCに、Fもご満悦。


CはFに剣の手ほどきをします。
あの時のようなことがないように。
自分の命を自分で守ることができるように、と。


そんな二人を眺めている王子と「ごえいくん」です。


d0372513_18155342.jpg


*「ごえいくん」気にしてないと思いますけどね。
さらっと、気にしていないことを気にしてるのかと気にしてホローしたつもりの王子さまでした。





d0372513_18461651.jpg

庭でくつろぐFとC。
似たような境遇の二人。

Fは、彼女に自身が持つ顔も知らぬ親への慕情や切なさを吐露するのでした。

彼女はこたえます。

「存在を知らない人のことはわからない。
そしてそれはどうしようもできないこと」
だと。



できるのは「今を生きることに真摯になること」のみ。
そして、Fに「前を向き、誰と歩みたいのか。誰のそばで生きていきたいのか」を決めるべきだと勇気を与えるのです。



d0372513_18512813.jpg


  つづく



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-15 19:40 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

『2』のつづきから


*一度にアップできる容量に限界があります。
また、一度にアップできる気力にも限界がありますので、分けてアップしていっています。



記憶を失った金色の髪を持つ美しい吟遊詩人。
その噂は剣士たちなどにも広まります。


当然、王子殿下の耳にも入ります。
その吟遊詩人が宰相の家に身を寄せFの傍にいる、という話も。


王子は王子という身分でもあり将軍の一人でもあるのです。
領土を広げるという勢力図を伸ばさねばならないのです。

また政治の中枢にもいる立場。
遠征もあります。かなり忙しい日々の中、時々Fの所へ訪れるのです。

Fはその仕事ぶりからそれなりの周りからの評価も得て、今では宰相のよい片腕として働いています。


二人の関係はつかず離れず。
王子は彼女のアイデンティティーの苦しみにも気づいているので「いずれ」と時を待っているのです。


*ほんとめんどくさい主人公ちゃんですけど、そこは仕方ないですね。
人間、そんなものです。自分が周りから認められ身分や財力とは別の価値を得ることが大事だとFさんは思うのでしょう。アイデンティティーは自分でつくる。ようは自分ブランドの確立ということでしょうか。


ある日、長い遠征から帰ってきた王子は無理にでも時間を作り、久しぶりにFの元へ行くのです。
すると話に聞いたその吟遊詩人。

物騒なこの世界。
身分を偽り工作員として入り込む輩もいます。


Fがよく居る部屋の近くにその者を見かける王子。
剣を鞘から抜いてみます。

工作員ならその音で気付くはず。




d0372513_12560778.jpg






d0372513_13062366.jpg







d0372513_13073129.jpg






d0372513_13081853.jpg




d0372513_13085262.jpg



この世界は、強さこそ。

戦国時代でいう武士。
中世ヨーロッパでいう騎士。


この世界では剣士という身分・立場はどうやら特別なようです。
美しい金髪の吟遊詩人も祖国では剣士だったそうです。

そして、初登場の護衛の剣士「ごえいくん」も同じ立場です。




*このあたりは時代劇でのカットや西部劇などでも使われますね。
撃鉄をわざと起こしてみて相手の反応をみる、とか。
当時、なんの影響を受けていたのでしょう。
女子高生はいろんなものからぐちゃぐちゃに影響を受けますからねぇ。
Fさんの所へいく王子。数本ほおに線を入れることで彼の内心がばれてしまうシーンです。
久しぶりに彼女に会える嬉しさが出てしまう王子殿下。



戦乱の中でも、平穏な日々は流れます。


Bの仕事を手伝うF。

Bは自己の確立を模索するFを思いやりながら、夜更けまで学問に勤しむ彼女に羽織ものをかけてあげるのでした。



一方、王子とFとの関係と並行して、金髪の吟遊詩人と「ごえいくん」との関係も深まっていくのです。




d0372513_13190975.jpg


*本当に竪琴を弾けたとはびっくり。
でも、潜入するのですからそのくらいはしないと、ですね。




d0372513_13191899.jpg

*王子殿下とFさん。
専門分野や仕事ではFさんのほうが主導権を握っている様子です。
王子も「ごえいくん」の恋路を応援してるっぽいですね。
「勤務時間はおわりだ」とか言ってるんでしょうか。


雨が降るとなぜか吟遊詩人のCは、心が揺れるのです。
あの日、廃墟でも雨が降っていました。

雨宿りをしたことで彼女の運命は大きくかわったのですから。

そんな不安な彼女を受け止める「ごえいくん」。
その気持ちに心を委ねるCなのでした。


d0372513_13192789.jpg



d0372513_13321847.jpg

*こういうシーンはもちろん大人がリメイクしたので入れることができたんですわよ。


一方、Cに命令をした女王はその後の報告がないことを危惧します。
彼女にも恋人がいたことを知った女王は、彼にわびるのでした。

でも、彼は「剣士に私情はない」と言い切るのです。



d0372513_13352365.jpg


彼女の記憶にはない祖国には、戻らぬ恋人を待つ剣士がいたのです。
締め付けられる思いはどうしようもないのです。


*このあたりの台詞回しは当時の女子高生だったわたしには書けなかったものです。




ある日のこと、FはCと一緒に城下町の外、宰相の領地内に薬草園をつくるための開墾地を見に行くのでした。


が…
賊に襲われます。


野盗、盗賊、不逞の輩。

戦乱の世界ではそういうものを生業とする者たちが跋扈しているのです。
女性やその装飾品は彼らの対象となる世界です。


護身用に剣の手ほどきは受けていたものの、とうていFの手に負えるものではありませんでした。




d0372513_13452837.jpg


Fの手と足が震えます。
話には聞いていてもそういう場面を見たこともありません。

死は日常茶飯事。
死はいつも覚悟の上で生きています。

でも、今はCを逃さねばならないのです。
自分が連れてきたばかりに…

この輩を撃退する力はないことは重々承知しています。
でも、少しでも逃げる時間を稼ごうと思うのでした。



*さ、フラグ立ちました。
それにしてもモブの描き方のいい加減なこと。
ゴレンジャーみたい。
だって、アシスタントいないんだもん。




    つづく



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-15 14:22 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

物語を始めます…


*************

とある町。

宰相の息子Bは石畳にうずくまる幼子をみつける。
このような光景は日常茶飯事。珍しいものではない。
奴隷市場でも売れない者には用はない。
容赦のない世界。

弱肉強食の世界では、弱い者は野垂れ死するしかない。
この幼子もいずれ同じ運命をたどるだろう。

だが、彼はその子に手を差し伸べる。

*野良猫を拾う感覚でしょうかね。
裕福な家のBさんには、食い扶持が一人ぐらい増えてもどうってことないからでしょう。

直接、世話をするわけでもないですし。
拾えばなんとかなるぐらい?以降*印はわたしのツッコミです。


d0372513_20160710.jpg
*なんかすごいアバウトな絵ですね…


こうして、彼女はその生まれも血筋も知らず他国の宰相の家に引き取られていくことになるのです。
宰相の家で成長していく異国の王女F。

d0372513_20461248.jpg



d0372513_20474319.jpg



溢れ出そうな想いを堪えるのが難しい時もありました。

*年齢設定を考えないとあらぬ疑いがかかって困りますね。
Fさんが拾われた時3歳か4歳。物心が少しついた頃。
一方、拾ったBさんはこの世界は早熟として14〜5歳。親の見習い的な立場。日本の戦国時代と似たような感覚でしょうか。
年齢差は10才ぐらいとみていいでしょう。

これを描いていた高校生の時は、そういうこと少しは考えたのでしょうか。年齢差婚は小説にはよくあることなのでひっかかりはなかったのでしょう。
「嵐が丘」などそうですし。源氏物語も然り。(…これはまじのロ…いやいや)それらを読んでいたので下地はあったのだと思います。



でもその想いにしっかりと蓋をし、Bは彼女を見守って生きていこうとします。
その想いに気づいているのは乳母と、縁談を断れらたK。

*主人公というのはけっこう無邪気で鈍感なんですよね。
だから存外魅力がないのです。でも、そうしないと物語にもなりませんね。
ここも女子高生だったわたしの物語作りでの苦しさだったかもしれません。



異国の王女は、引き取られた宰相という家の立場を知り、この国のために尽くすべく日々の学問に勤しむのです。
やがて、父の後をついで宰相となったB。
学問した知識で様々なジャンルで街づくり国づくりを手伝うF。

人々が幸せになれるためにどうしたらよいのか。
自分のような孤児が出ないためには何をしたらよいのか。

街を視察するBや役人たちに付いていくこともありました。
彼女は日々、館で資料作りや簡単な設計などをしたりしBをしっかりと支える一人となるべく努力するのです。

ただ、時々思うのです。
「自分は何者なのだろうか」と。
「どこから来たのだろうか」と。

アイデンティティーの模索をするのです。

親に会ってみたい気持ちもしますが、この世界では親を亡くした子などごまんといます。
仕方のないことだと。
孤児の自分を育ててくれた乳母たち。
優しい人たち、幸せだと。


たまに、彼女は城下町から森を抜けます。

しばらく坂を登ると高台に出るのです。
視界に入るのは自分の生きる国の領土と、そのはるか向こうに見える隣国との境界。
その光景にどこか心が惹かれるのでした。
その国が祖国とも知らずに。


とある日。
久しぶりに来たその高台。

彼女は野生動物と遭遇。

思わず目をつむるF。
弱肉強食の世界。死など日常茶飯事。
その連鎖の中にいるだけ。

だけど…死は襲ってこなかった。

そして、目をあけると目の前に差し伸べられる手。
この手にたすけられたんだ…


幼い頃おぼろげに覚えている差し伸べられたBの手。
その手を握ってわたしは生き延びた…

そして、また自分は生き延びることができた…


*高校生の時は、このシーンも真面目に描いていました。
リメイク時にはめんどうだったのでしょうかね。
端折ってます。
巨大猫科の動物なんてもうめんどうで描きたくないです。

だから「あらすじ漫画」と自称していたのですね。




d0372513_20382496.jpg



彼はこの国の王子、A殿下。
宮殿に上がることはないFは顔は知りませんでした。


彼もまた、時々この場所に来るというのです。
いずれ父王にかわって統べるこの国を眺めることで強い心を保とうとしていたのです。

時々、時間があえば二人はここで会い、互いの立場で国づくりへの思いを話し合うのです。
国を思う心。
それは二人を近づけるのです。


そして…

互いに募る思い。

王子の心はわかっているのですが、Fは自分の立場を考えると前へ進むことはできないとわかるのです。

この世界は「力は正義」。


王子にはいずれ強力な後ろ盾が要る。
現王の亡き王妃、王子の母親が力のある王族出身であったように。

宰相のBに持ち上がった縁談も大きな勢力を持つ将軍の娘だった。


力は力と結びつきさらに強大にせねば、国内とはいえ下克上の世界。
身元も知れない孤児の自分は王子の力にはなり得ないことがわかっていたのです。


それは王子を危険に陥れることでもあるのです。
王子を危険に曝すということはこの国を危険に曝すということなのです。


それだけは、してはいけないのです。
一番大事なのは、この国の命運。
残酷なこの世界で「力こそ正義」。
身分こそアイデンティティー。

自分にはそれがないことを重々知っていたのです。






王子の国づくりの夢。

*このあたりのページが行方不明です。
文章で補足します。



Fは「その時はわたしのような孤児がいなくなりますように」と言う。

驚く王子。

「おまえが、孤児?」

「そうです」

「わかった。
では、おまえのようなこどもがいなくなるような国をつくろう。
その国ができたあかつきには、俺の横には…」

王子はFに想いを告げようとします。



Fは聞かなかった…
聞いてもせんないこと。

帰ろうとします。
帰ろうとするFの腕をとって王子は言います。



d0372513_23595619.jpg



d0372513_21514289.jpg



d0372513_21573511.jpg

*けっこう図星でしたね、王子。
敵国の王女とか。彼女の胸に光る首飾り。
もちろんDQのオマージュ。「ロトのしるし」です。


かたくなに聞こえないふりをするF。
聞いてしまえば、心が崩れてしまいます。

でも拒絶せねばなりません。
拒絶したらもう会えなくなるでしょう。

彼のすがたを見ることもできなくなり、声も聞くこともできなくなります。





d0372513_00003075.jpg

Fの心はぐらつきます。

その髪
その瞳
その頰

そのくちびる…

あなたのほかに欲しいものなどない…

だけど…


国を背負う人を私欲で見てはいけない……


*当時、高校生だったわたしでもなんとなく「ノブレスオブリージュ」の存在を感じていたのかもしれません。


わたしはこのまま、ただ王子を見ているだけでいい。
彼の夢の手伝ができるだけでいい…

このままでいいと言うのです。
夢を語り合う友人のままでいい、と。



*王子、「ほな、愛人でええやろ」とかいわないのですね。
女子高生だったわたしにはその発想がなかったです。
というか、あっちゃだめでしょ。ストーリー上。




彼女は「人には立場がある」と言うのです。
自分には自分の。

王子には王子の。
王子は強力な力を持つ勢力を後ろに持たねばならない立場。


彼女は今のままでいい、というのです。

王子の国造りの夢の手伝いができるだけで、いいと。今でいうキャリアウーマンを目指すのです。



そんないきさつを何となく感じている宰相のB。


d0372513_21574330.jpg




d0372513_22103990.jpg
おそらくBは、彼女の身元を隠密に探っていたはずです。
もしかして、という報告は彼の元へ届けられたはず。


でも、彼は公にはできません。当然です。
公になったなら彼女の身に危険が迫ります。

彼女を拐い、なんらかの交渉に使うかもしれません。


王子の気持ち。
それに答えられないFの気持ち。

それがわかるB。



一方、Bとの縁談を断られたK。
彼女だけはわかっていたのです。
自分とのことを断るBの心の中にいる人が誰なのか、と。
Kは歪んだ愛だとしてもBが好きだった…
昔からずっと好きだった…
少女の頃から宮殿の中で見かけるたびに、心がときめいた。

なのに…

嫉妬からKは、Fの飲み物に毒を入れるのです。
でも、最後の最後…彼女はその杯をFの手から叩き落とし、そのまま国から姿を消すのです。

Kも誇り高き良家の娘。
その誇りはやはり悪事を許さなかったのです。
そして、そういう自分を恥じいずこかへ消えていくのです。


*ベタな展開は仕方ありませんね。
邪魔者は消せ。


その騒動が静まった頃…

隣国から一人の女性剣士が旅立ちます。
女王から娘を探し出すようにと密かに使命を帯びていました。
恋人に「すぐ戻るから」と告げ国を出ます。

*「すぐ戻る」。フラグ立ちまくりです。


吟遊詩人にすがたを変え、隣国にたどり着いた時、おりしも雨。

彼女は近くにあった廃墟で雨宿りをするのです。
が、突然の地震の落石で彼女は頭に傷を負うのでした。



d0372513_22324318.jpg

ある日、Fは領地内の廃墟で倒れている人をみつけます。

d0372513_22315135.jpg

彼女を連れて帰ったF。
宰相の家に身を寄せたその吟遊詩人は記憶をなくしていました。

*お約束の「記憶喪失」です。
女子高生にも簡単に使えるツール「記憶喪失」。



彼女の世話をするうちに、二人はいつしか友情を育むのです。

ある晩、Fをみつめる彼女。

どこかで…

胸に光る首飾り…

どこかで…

ときおり現れる男性の顔…
でも、はっきりわからない…



d0372513_22320018.jpg



d0372513_22400417.jpg




d0372513_22420863.jpg

自分が孤児であるFは、自分の身元がわからぬ彼女の不安を理解できていたのです。


*主人公のいいこちゃんぶり。当時も描いていて「なんだかな〜」と思っていたはずです。
でも、仕方ありません。主人公は「愛されキャラ」でなくてはなりませんから。

でないと、ストーリーは成り立ちません。
朝ドラだってそうでしょう。
結局、周りのキャラがストーリーは作る、と言っていいのでしょうね。



偶然にもFがつけたCという名前は、本名だったのです。

その古い物語の通りにつけられた名前はそのとおりだったのです。

*物語最初の頃は、HDの中で行方不明が多いです。検索かけるのですけど変な名前で保存してるのかもです。



          つづく



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-15 00:49 | ★リメイク漫画 | Comments(0)

<はじめに>

ずいぶん、昔のことです。
高校生の時、授業や部活の合間をぬってストーリー漫画を描いていました。罫線なしのノートに鉛筆でチマチマと。


行方不明だったのですけど、押入れの天袋の段ボールに入ったのを最近みつけました。今、見ると赤面するほど下手くそです。

d0372513_22262490.png

でも、家と学校を往復するだけの「世界を全く知らない女子高生」が、それなりの感性で「愛」や「義」を必死で描こうとしていたのだけはわかりました。

そういう漫画を描いたことはすっかり忘れて長い年月が経っていました。その長い年月の間、生活状況は変わり、お絵描きをすることもすっかり忘れていました。

子供たちが手のかからない学年になる頃、夫が単身赴任の時期がありました。一人で家のこと、学校、町内会、入院している父のことなどをしながらも自分の時間が少し持てました。

好きなお絵描きを思い出したように少し始めました。
紙と鉛筆。そしてパソコンというツールを得ていろいろなものを描いていました。
お絵描きをしながら、ふと思いだしたのは昔描いてたストーリー漫画のこと。

「ああ、そういえばそういうことがあった…」

と、昔の自分を懐かしみました。


「漫画ではなく、挿絵風にして文章であらすじを描いてみようかな」
と軽い気持ちで思い立ち、ざっと描きで描き始めました。
自分の記憶を確かめる意味もあったかもしれません。

描いたものは、別のサイトを用意しそこにアップ。
自身のホームページにリンクさせていました。

それは2008年前後のことだったと思います。
父の入院先に向かいながら展開を考えていたのを思い出します。

描くのには時間がかかりました。
紙からスキャナー。
スキャナーからパソコン。

画力の無さに泣き、何度描いても満足のいく線が出ず苦しむことも。なにせ絵の勉強などしたこともないのですから。
素人漫画のつらさです。

肩こり、目の疲れ。
それでも、投げ出すわけにはいきません。
生み出した人物たちはすでにその世界で生きているのですから。


構図や台詞まわし、アングル。
場面転換。

まるで映画監督になった気分でした。
頭の中に浮かぶシーンを線で具現化するのです。

発端が安易だったのか最初の頃は、線画は粗く画質も悪くすこしいい加減でした。

登場人物はアルファベットだったりタイトルもつけずにホントいい加減に描いていたのものです。

「あらすじ」程度と思い、文章でカバーし、相当端折っていました。
あらすじで表現するのでなんと通称「あらすじ漫画」などと表していました。


が、描いているうちに登場人物の魂がのり移るのを感じました。
時々は憑依しているのではないかと思うほど、心が苦しくなりました。

素人なりの本気度をマックスまで引き上げて、とうとう135枚も描いてしまいました。

大昔、女子高生が「悲劇を描く快感」に酔いしれて描いていた物語。
大人になって描く時、彼らの想いが痛いほどわかったのです。

描きながら泣いている時もありました。
精神が削られるのを感じました。

そして、本編を描きあげるとMPが空に。
しばらくして満タンになった頃、始動開始。
短い「後日談」を2編描きました。

さらに、本編での悲劇の救済措置としての物語を一編描きました。
それらを全部アップして、わたしは一連の物語を終えることができたのです。
彼らを昇華させわたしのシゴトは終わったわけです。


その後、そのサイトは「サイト運営会社」の都合で突然閉じられわたしのデータはネット上からは消えました。


心を残しながらも、ついそのままにしていました。

最近のことです。
ひょんな機会で背中を押してくれたネットのお友達の一言や応援。

再アップしようと決心しました。
恐ろしいほどの大量の作業があるのもわかっています。
でも、したいと思ったのはわたしです。

ただ、パソコンの買い替えなどで外付けのHDの中のデータがややこしくなって行方不明のページもあったり。
全部アップできるかわかりません。

飛んでしまうページは文章で補足していくつもりです。

拙い物語ですが、紹介していきます。



<どんな物語?>

有史以前か、いつの時代か、どこの大陸かわからぬ世界。

大小の国々が入り乱れ興亡を繰り返す世界。
まさに弱肉強食の世界。

その頃わたしは、ハワードの「コナンシリーズ」などを読んでいたのでその世界観の影響を受けたのだと思います。

「コナン」や「指輪物語」などの「剣と魔法の世界」(ソードアンドソーサラー)はのち、『ドラゴンクエスト』などに影響を与えたのではないかと思います。


オスカルやアンドレは男女の愛を教えてくれました。
「義」は山岡荘八の「徳川家康」や、他の物語でなんとなく想像ができました。
「火星シリーズ」からは剣戟の影響を受け「義」も学びました。


そういう女子高生の脳内ワールドを舞台に繰り広げられた「愛」と「義」の物語。


<登場人物と相関図>


d0372513_22195348.jpg

大小の国が興亡を繰り返す弱肉強食の世界。
覇権を争い、常に戦いが起きていました。

混沌した世界で、とある国の王女は離宮に向かう途中乳母とともに戦闘に巻こまれます。
やがて、王女はどこの誰かわからぬまま奴隷市場の片隅でぼろぼろになり放置されていたのです。

この世界では、こういうことは日常茶飯事。
死ぬか生きるか、日々、命のやりとりをするこの世界を雄々しく生きる人々の「愛と義」の物語を始めます。

リメイク作業をしたのは2009〜2010年頃だったと思います。
原作を描いたのは、高校生の時です。

長丁場になりますがおつきあいくださいませ。

 つづく



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-14 00:12 | ★リメイク漫画 | Comments(2)

『更に闘う者達』

d0372513_22175075.jpg
2012年作品


光と影で演出をしてみました。
どういう場面か、はみんなわかっていると思います。


FF7は装備に装着するマテリアで魔法を引き出します。

クラウド君は魔法はそんなに使わなかったですね。
もともと打撃系の戦士タイプ。

ACでみると、ほんとうに乱暴者のようにぶんぶん剣を振り回しています。
カダージュくんとの一騎打ちの最初のほうでは、ジャンプして上から剣を振り下ろしてました。
カダージュくんはとっとと逃げて、剣はコンクリート(と思われる)床をタタキ割ります。

コンクリートの塊だって鉄骨だってぶった切ってしまいます。


あの細身のクラウド君にどんなパワーがあるというのでしょう。
戦闘能力はかなり高いのに、心が脆くて何度もエアリスに助けられるんですよね。
しかも精神分裂ぎみ。
それは当然です。本来のクラウドとジェノバ細胞とごっちゃになってますし。


「演奏してみた」の音楽で



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-11 22:21 | ★クラウドとその仲間 | Comments(0)

横顔のクラウド

d0372513_22153645.jpg


クラウドくんの顔を描きたかっただけ、っぽい。

仕上げ段階になるとホワイトを入れるんだけど、クラウドくんの口元にその「白」「点」をぽつんと入れる時が一番ゾクゾク。


ホワイトはオウトツのトツ部分。
顔はオウトツがたくさん。
どこが出ててどこが引っ込んでいるのか、観察が必須。

人によって審美の基準がとっても違うから「好み」もあるし。

それにしてもヒトの顔は難しい。



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-11 22:17 | ★クラウドとその仲間 | Comments(0)

魔族の王〜ピサロ〜

d0372513_22082761.jpg
2009年ぐらいの作品

光あるところ、闇あり
闇のうまるるところ、光うまるる


勇者と対をなすピサロ。
魔族の王として孤独に生きる。

勇者という光なくして彼は生きることはできない。
彼なくしては生きることはできない。


勇者も彼なくしては生きることはできない。
二人は表裏一体。

光と闇

だから憎しみも愛も倍増する。
殺したいほど憎い。
だが、殺したいほど愛しい。


*敵役として彼はとても人気がありますね。
もちろん美形キャラだからでしょうけど、その哀しい運命に涙することも。
リメイク版では救済措置。

銀髪センターわけのサラサラロングヘア。
そしてこの色のバンダナ。
どこかのキャラをミックスしたキャラですねえ。

そうそう美形敵キャラの最初って…
デスラーでもないし…
花形満かな?

シャア少佐でしょうか。
ヘルメットかぶっていても美形ぶりはわかりますとも。
そうカイン(FF4)が兜をかぶっていても美形ってわかるように。



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-11 22:11 | ★『どらくえ』な世界 | Comments(0)

d0372513_22021415.jpg

2011年作品


DQ2のエンディングテーマ「この道わが旅」。

「ダイの大冒険」のエンディングではこれに歌詞がついた。
全部紹介したいけど…

DQの音楽はどれもいいけど、これはかなり心に響く。


DQ2…
あれから(DQ1)100年。
勇者の子孫が作る3つの国。
その王子と王女達が世界の為に立ち上がる物語。

サマルトリアの王子…通称さるまたくん、棺桶王子。
(すぐ死ぬから。いつも彼の棺桶をひきずってほうほうのていで近くの町へ。
魔法使いでもないし、神官ともいえないし、剣士でもないし…ハンパなやつでした)
出会いからしてめんどうかけてからに、って。
でも憎めないヤツ。


ローレシアの王子を描いてみた。
影はサマルトリアの王子とムーンブルグの王女。


DQ1.2.3は三部作。
時間軸は3.1.2。
後づけだけど。

「3」のサブタイトルが「そして伝説へ」。
「3」の名も知れぬ主人公が世界を救い、そして彼は伝説となると。
彼が使った武具が「ロト」の武具というわけで「1」の主人公がそれらを求めて旅立つ。


いまさらわたしがこれらを語るのもなんだけど…


「この道わが旅」
ファンの心をいつまでも疼かせる。

アニメ・ダイの大冒険ではエンディングで流れます。歌詞がいいですね。




[PR]
# by motibito03 | 2017-07-11 22:06 | ★『どらくえ』な世界 | Comments(0)

光生まるる

d0372513_21574494.jpg


2011年作品


DQ4の勇者くん。
連続で描いてますね。


相当すきです、わたし。

光ある処、闇もある。
だが、闇のある処に光うまるる…



年賀状はこの絵を使おうかな、っと。
今年は国難ともいえる年。
新年だからと諸手をあげて祝うか、というとそうもいかない。


来年は辰年。


ドラゴンだね。


じゃ、ぴったり~



[PR]
# by motibito03 | 2017-07-11 22:00 | ★『どらくえ』な世界 | Comments(0)

DQ4「勇者」

d0372513_21544764.jpg
2008年の作品


母は天空人。
父はきこりの青年。
二人の恋は許されず父は天空の神の怒りをかい雷にうたれ殺される。
母は生まれた子どもと引き離され天空へと戻される。

羽衣伝説にありがちな話し。

この二人の間に生まれた子どもはなにか大きな力をもっていると知っていたのか。
マスタードラゴンは彼を隠れ里に預け、いずれその力にめざめる時まで待つ。

そのあとの話しはみんなが知ってるとおり。

勇者くん、こんな感じかな。
憂いをふくんだ大きな瞳。
深緑の髪。
まだあどけない顔つき。
だけどその中にある勇者の覚悟。

闇のあるところ光うまるる…


[PR]
# by motibito03 | 2017-07-11 21:57 | ★『どらくえ』な世界 | Comments(0)